ダーツを始めたばかりの頃は、ボードの中央を狙っているつもりでも、投げた3本が上下左右へ大きく散らばってしまうことがあります。
「もっと強く投げた方がよいのか」
「狙う場所を途中で変えるべきなのか」
と迷う方もいるかもしれませんが、ダーツの狙いを安定させるには、腕の力よりも、毎回同じ位置に立ち、同じ場所を見ながら一定の動作で投げることが大切です。
また、初心者はブルへ入った本数や合計得点だけでなく、投げたダーツ同士が近い位置へ集まっているかも確認してみましょう。
狙った場所から外れていても、3本が近くに集まっていれば、投げ方が安定し始めている可能性があります。
この記事では、初心者が狙いやすい場所をはじめ、狙いを定めるときのコツ、ダーツが上下左右へずれる原因、投球結果を生かした練習方法について解説します。
初心者はダーツボードのどこを狙う?
ダーツでは、ゲームの種類や残りの得点によって狙う場所が変わりますが、初心者が最初から狭い高得点エリアだけを狙う必要はありません。
まずはボード上で見つけやすく、構えたときの目印にしやすい場所を選び、3本を近い範囲へ集めることから始めましょう。
まずはボード中央のブルを目印にする
ダーツボードの中央にある円形部分は「ブル」と呼ばれ、初心者にも位置が分かりやすい目標です。
ブルを狙うと聞くと、中央の小さな円へ必ず入れなければならないように感じるかもしれません。
しかし、最初はブルへ入ったかどうかだけで結果を判断せず、ブルを中心とした広い範囲へ3本を集めることを目標にするとよいでしょう。
1本目がブルの右側へ外れたとき、すぐに左側を大きく狙い直すと、2本目は反対側へ外れてしまう可能性があります。
投げるたびに狙いを変えるのではなく、まずは3本ともブルの中心を見ながら投げ、どのように集まったかを確認してください。
3本が同じ方向へまとまっていれば、投げる動作には一定の再現性があると考えられます。
そのまとまりを保ちながら狙いを少しずつ調整する方が、1投ごとに修正するよりも変化を比べやすくなります。
高得点よりも広いエリアを狙う
ダーツボードには1から20までの数字が配置され、それぞれの数字に対応するエリアが中心から外側へ向かって伸びています。
外周付近の細い部分がダブル、中央と外周の間にある細い部分がトリプルです。
ダブルは数字の2倍、トリプルは数字の3倍の得点になる一方、狙える範囲が狭いため、初心者が安定して入れるのは簡単ではありません。
まずは数字と数字の間にある広いシングルエリアを狙い、決めた数字の範囲へ投げられるか試してみましょう。
たとえば20を狙う場合も、初めから細いトリプル20だけに集中するのではなく、20の広いシングルエリアを目標にします。
狙った数字へ集まるようになったら、トリプルやダブルなど、より狭い場所へ段階的に目標を変えていくと無理なく練習できます。
ゲームによって狙う場所を変える
ダーツには複数のゲームがあり、どこを狙うと有利になるかは、ゲームのルールや進行状況によって異なります。
投げたダーツの合計得点を競うカウントアップでは、ブルや高得点の数字など、自分が比較的狙いやすい場所で得点を積み重ねます。
決められた持ち点を減らしていく01ゲームでは、残りの点数を見ながら狙う数字を選ぶ必要があります。
クリケットでは、15から20とブルなど、ゲームの対象となる数字を狙って進めるのが基本です。
ただし、初心者がゲームを楽しむ段階では、細かな戦略をすべて覚えてから始める必要はありません。
最初にゲームの基本ルールを確認し、どの数字を狙えばよいか分からないときは、一緒に遊ぶ方や施設のスタッフへ尋ねてみましょう。
練習中は得点だけを追わず、「この3本はすべて20を狙う」のように目標を決めると、狙い方の変化を確認しやすくなります。
狙った場所へ投げるための5つのコツ
ダーツを狙った場所へ近づけるには、目標を見るだけでなく、立ち位置や構える高さなど、投げる前の準備をそろえることが重要です。
毎回の動作を完全に同じにするのは難しいものの、一つずつ基準を決めていけば、投球ごとの差を小さくしやすくなります。
1.狙う場所を一点に決める
ダーツを投げる前に、「ボードの中央付近」や「20のあたり」のような広い範囲ではなく、自分が見続けられる一点を決めましょう。
ブルを狙う場合は円の中心、シングル20を狙う場合はエリア内の模様や線など、具体的な目印を選びます。
実際にその小さな場所へ入るかどうかより、3本とも同じ目標を見ながら投げることが大切です。
狙った場所から外れたからといって、投げる直前や2本目以降に目標を大きく変えると、どの狙い方が結果へ影響したのか分かりにくくなります。
まずは3本を1組として、同じ一点を狙い続けましょう。
3本を投げ終えてからまとまり方を確認し、必要に応じて次の組で目標を少し調整します。
2.毎回同じ位置に立つ
ダーツを投げるスローライン上では、前後の位置だけでなく、左右のどこに立つかによってもボードとの位置関係が変わります。
1投ごとに立つ場所が左右へ動くと、同じ場所を狙っているつもりでも、ダーツを送り出す角度が変化してしまうことがあります。
最初に無理なくボードを見られ、姿勢を安定させやすい位置を決めたら、前足のつま先や靴の側面などを目印にしてください。
3本を投げ終えるまでは、できるだけ同じ位置を保ちましょう。
ボードへ近づこうとして身体を大きく前へ傾けると、足元のバランスを崩したり、投げるたびに姿勢が変わったりする可能性があります。
前足と後ろ足で無理なく身体を支えられ、投げ終わった後もふらつかない姿勢を選ぶことがポイントです。
3.目標とダーツの位置関係をそろえる
狙いを安定させるには、どこに立つかだけでなく、構えたダーツが自分の視界のどこに見えているかも確認してみましょう。
1投目は目の近くで構え、2投目は頬の横、3投目は肩の近くというように構える位置が変わると、同じ目標を見ていても投げ出す方向に差が生まれます。
毎回、無理なく目標を確認できる高さと位置でダーツを構え、目標とダーツの位置関係をそろえることを意識してください。
利き目や体格、投げやすい姿勢は人によって異なるため、必ず顔の真正面で構えなければならないわけではありません。
周囲のフォームをそのまままねするより、自分が自然に狙いを確認でき、繰り返しやすい構えを見つけることが大切です。
4.投げる直前まで目標を見る
狙う一点を決めたら、ダーツを構えて引く動作の途中でも、できるだけ同じ目標を見続けましょう。
手元の動きが気になって途中で視線を移したり、ダーツが入るかどうか不安になって別のエリアを見たりすると、投げる方向も変わりやすくなります。
また、「絶対にブルへ入れたい」と考えすぎると、構える時間が長くなり、肩や腕に余計な力が入ることもあるでしょう。
狙いが決まらず身体が固まったときは、無理に投げず、一度腕を下ろして構え直してください。
ダーツを投げた後は、飛んでいるダーツを目だけで追いかけるより、まず目標方向へ自然に腕を伸ばし切ります。
刺さった場所は投げ終わってから確認し、次の投球へ生かしましょう。
5.3本のまとまり方を確認する
ダーツの練習では、1本ごとの得点だけではなく、3本がどのように集まったかを確認することが重要です。
3本がブルの右側へ近い間隔で集まっている場合は、狙った位置から外れていても、同じような動作で投げられている可能性があります。
この場合は投げ方を大きく変更せず、立ち位置や狙う一点をわずかに調整して、次の3本と比べてみましょう。
一方、1本が上、1本が右、もう1本が左下というように広く散っている場合は、狙いを変える前に、立ち位置や構える高さ、投げるリズムがそろっているかを確認します。
1本の結果だけで修正を繰り返すと、かえって投げ方が定まりにくくなります。
3本を一つのまとまりとして観察し、一度に変更するポイントを一つに絞ることが上達への近道です。
狙いがずれる原因と修正方法
同じ場所を狙っていても、ダーツが右や左へずれたり、ボードの上側や下側へ集まったりすることがあります。
ずれた方向だけで原因を一つに断定することはできませんが、投げたときの姿勢や構えを振り返ることで、見直すポイントを絞りやすくなります。
ダーツが左右へずれる場合
ダーツが左右へずれる場合は、スローライン上の立ち位置や、ダーツを構える位置が毎回変わっていないか確認してください。
投げるときに腕が目標方向から外れて動いたり、リリース前に身体が左右へ傾いたりすることも、横方向へずれる原因になります。
まずは前足の位置を決め、3本とも同じ場所に立って投げてみましょう。構えたダーツの高さと横位置もそろえ、同じ一点を見ながら投げます。
3本が同じ方向へまとまった場合は、フォーム全体を変えるのではなく、立ち位置や狙う場所をわずかに調整します。
右へ外れたからといって極端に左を狙うのではなく、小さく修正して結果を比較することが大切です。
ダーツが上下へずれる場合
ダーツが上下へばらつく場合は、構える高さや投げる力、ダーツを離すタイミングなどが一定になっていない可能性があります。
届かせようとして1投ごとに力の強さが変わると、ダーツの軌道にも差が生まれます。
ボードへ無理なく届く範囲で力を抑え、同じリズムで投げることを意識しましょう。
投げるときに膝や上半身が上下へ大きく動いていないかも確認してください。
足元を安定させ、構えた高さから目標方向へ腕を自然に伸ばします。
ダーツが上へ外れた、または下へ外れたという結果だけで、すぐにリリース位置を大きく変える必要はありません。
まずは3本を投げ、同じ方向へまとまっているかを確認してから修正しましょう。
3本が広い範囲へ散る場合
投げた3本がボード全体へ広く散る場合は、狙う場所よりも、投げる前の準備が毎回変わっている可能性があります。
立ち位置、構える高さ、目標を見る時間、ダーツを引く大きさ、投げるリズムなどを一度に意識すると、かえって身体が動きにくくなることもあるでしょう。
まずは広いシングルエリアを目標にして、「前足の位置を決める」「一点を見る」「構える」「投げる」という順番を毎回そろえてみてください。
すべてを一度に直そうとせず、最初は立ち位置、次は構える高さというように、一つずつ確認します。
投げる前の流れが定まると、3本のばらつきも少しずつ小さくなっていくでしょう。
練習では得点よりまとまりを見る
ダーツでは高い得点を取ることも楽しみの一つですが、練習中は3本の距離にも注目すると、自分の変化を確認しやすくなります。
ブルへ1本入っても、残りの2本が大きく離れている場合は、狙いどおりの投球を再現できているとは限りません。
反対に、3本ともブルから外れていても、近い位置へまとまっていれば、一定の動作で投げられている可能性があります。
ダーツが集まっている状態は、一般にグルーピングができていると表現されます。
まずは広い範囲でも3本を集めることを目標にし、まとまりが小さくなってきたら、狙う一点を調整してブルや高得点エリアへ近づけましょう。
得点以外にも目標を持つことで、ブルへ入らなかった日にも小さな上達を感じやすくなります。
大和レジャースポーツプラザ ビッグバンで練習する
大和レジャースポーツプラザ ビッグバンでは、初心者の方にも気軽にダーツを楽しんでいただける環境をご用意しています。
一人で3本のまとまりを確認しながら自分のペースで投げるのはもちろん、友人やパートナーとゲームを楽しみながら狙い方を練習することも可能です。
ダーツは予約にも対応しているため、利用したい日時が決まっている場合は事前にお問い合わせください。
当施設は神奈川県大和市にあり、大和駅北口から徒歩3分でアクセスできます。
39台分の駐車場もご用意しているため、電車でも車でも立ち寄りやすい環境です。
室内型のレジャー施設なので、雨の日や天候が不安定な日にも予定を立てやすく、平成レトロな雰囲気の中でお過ごしいただけます。
ダーツのほかにも、スリックカート、スロットレーシング、ビリヤード、バッティング、卓球などを楽しめるため、友人との休日やデート、家族でのお出かけにもおすすめです。
まとめ|同じ位置から繰り返し投げよう
ダーツの狙い方を安定させるには、ブルや広いシングルエリアなど、見つけやすい目標から練習を始めることが大切です。
狙う場所を一点に決めたら、毎回同じ位置に立ち、同じ高さでダーツを構え、投げる直前まで目標を見続けましょう。
1本外れるたびに狙いやフォームを変えるのではなく、まずは同じ条件で3本を投げ、刺さった場所のまとまりを確認します。
3本が近い位置へ集まっていれば、その動作を維持しながら狙いを少しずつ修正してください。
神奈川県で気軽にダーツを楽しみたい方は、ぜひ大和レジャースポーツプラザ ビッグバンへお越しください。
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